農業の変革期

本日(8/5)の日経新聞では、「農業女子」についての記事が載っていました。

 

農業女子とは言うものの、実際そんなに数はいないだろう…と思っていたのですが、

なんと、農林水産省によると2005年から2015年で農業従事者における女性比率は2倍以上に増え、4.5%となっているそう。

農林水産省の「農業労働力に関する統計」での実数で見ても、

新規就農者は増えているようです。

(参照:農林水産省の「農業労働力に関する統計」http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html

 

調べてみて初めて知ったのですが、農林水産省主導の「農業女子プロジェクト」なるものが平成25年に発足していたのですね!

そして、幅広い企業が農業女子市場に参入し、農業女子むけ新製品の開発や

農場×女子で新たに生み出されたアイデアを形にしたギフトやメニューの開発に取り組まれています。

参照:「農業女子PJ」 http://nougyoujoshi.jp/index.html

 

農業と言えば、「テレファーム」というものも最近気になっています。

テレファームとは、ユーザーは農作物育成シミュレーションをゲーム感覚で行い、それが遠隔地にある実際の農場と連動し、ゲームで収穫された作物が実際に手元に届くという仕組みです。

いまではレテファームを提供している会社は複数あるようです。

こういったテレファームにより、農村地域への関心を喚起したり、ゲーム利用料による農業従事者の収入増などを見込んでおり、農業従事者のネックとなっている課題解決を図っているとのこと。

参考:総務省「四国のICT十目の取り組み事例2015年」http://www.soumu.go.jp/soutsu/shikoku/ict-jirei/chuumoku34.html

 

野菜などを買う時にはできるだけ地産地消を意識したり、日本産のものを選ぶようにはするものの、その作物の作り手が減っていることへの危機意識はもちづらいのが現状です。

「農業女子PJ」や「テレファーム」は、今ある課題に前向きに、面白く取り組みを進める事例だと感じました!

 

村井