読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

組織を強くするヒントがそこにある!?「愛校心」の作り方!

笹川

 こんにちは!笹川です。

小田和正2016ツアーの先行販売の抽選が外れて、心が雨模様です。

 

さて、先日梅雨の晴れ間に洗濯をしながら鼻歌を歌っていると、ふと高校の校歌が口を突いて出ました。

高校卒業から今年で早7年・・・!!(自分で数えて驚きました・・・!)

女子高生だった毎日なんて、遠い昔のことのようです。

にも関わらず、私の愛校心が未だ健在であったことに自分でも驚いたので、今日は私の出身高校への愛校心がどうやって形成されたのかを考えながら、組織を強くするヒントを考えていきたいと思います。

 

組織を強くするヒント

  1. 「選ばれた存在」だと強調する
  2. 理念を教え込む
  3. 組織の歴史を印象づける
  4. 規則はほどよく緩くする
  5. 変わったイベントを打ち出す
  6. 試練を与える

 

 

①「選ばれた存在」だと強調する

私の出身高校は、県下では進学校として知られています。

(もちろん全国的に知名度がある都会の超名門進学校にはまったくもって敵わないのですが・・・)

組織のブランド価値を高め、「あなたは選ばれた存在ですよ」と教え込むことによって生徒たちは組織の一員としてのアイデンティティを形成していきます。

これは「あなたは特別なんですよ」と伝えることで、学生をどんどん口説き落としていく新卒採用活動にも共通するポイントです。

 

 

②理念を教え込む

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学・・・

みなさんはどの校歌を覚えていますか?

思い起こせば、高校の入学後の宿泊研修では、校歌をみっちり教え込まれました。

たしか、歌詞を書くテストもありましたし、「校歌を作詞したのは高田保馬という京都大学の発展に寄与した人物だ」ということもはっきり覚えています。

そして先生からは、「この高校の歌詞は素晴らしい。『◯◯高校』という名前が歌詞に出て来ない歌詞はそう例にない、特別なものだ」と教えられました。

(しかし、なんと今回この記事を書くにあたって改めて高田保馬氏を調べたところ、「県下11校の歌詞を作詞された」ということを知りました。結構多い・・・ショック!)

高田保馬顕彰会|校歌の作詞|

校歌や校訓はまさに組織の理念。

組織の理念を社員へ浸透させることは、どの会社も抱えている課題ですよね。

組織の理念を①の「特別感」を使って浸透させるというのは、王道の方法ではないでしょうか。

 

 

③組織の歴史を印象づける

学校では「創立○年」という歴史を大事にしますよね。

学校では、卒業があり在籍年数がおおむね決まっているため「○年度卒」ということを強調しています。

近年、社史が注目されていると聞きます。

consult.nikkeibp.co.jp

社史が企業のブランディングや社員の結束力を高める効果がある、という記事です。

対外的なアピールだけではなく、自分が所属している組織の歴史を知ることで、「この歴史の一員である」という組織への帰属感を感じることができます。



④規則はほどよく緩くする

「前髪は目にかからないように」「髪は肩についたら結ぶ」「スカートは膝丈」「腰パン禁止」・・・などなど。

みなさんの学校にも、その他様々な校則があったことかと思います。

思春期は「自分らしさ」というアイデンティティを追い求める時期。そしてまずはそれを見た目から模索する時期ですよね。

私の高校は制服こそダッサださでしたが、「靴・カバン自由」というほどよい緩さがあり、「自分らしさ」が出せる余地があったことがポイントだったのではと感じています。

ぎちぎちに管理されているのではなく、どこかで「自分で決められる」という自由度を与えることで、組織への反発心が緩和されると考えられます。

 

 

⑤変わったイベントを打ち出す

母校には女子禁制の前夜祭・ファイヤーストームという伝統があることで有名でした。

9月の高校祭の前日、女子は全員下校させられ校舎内立ち入り禁止になります。

全学年の男子は暑い中学ランを着て集まり、燃え盛る炎の周りで円陣を組んで歌い、アツいバンカラな夜を過ごすのです。

 


佐賀西高校 2012年前夜祭

きつい練習に耐えた喜びから、最後は男泣きし、炎に向かって好きな女子の名前を叫ぶとか叫ばないとか・・・

女子は塀越しに覗くことしかできないのですが、この前夜祭を含めた高校祭が一大イベントでした。

このように、一風変わった面白いイベントがあると、外部の人に話したくなるものですよね。

そして「うちにはこんな面白いイベントがある」という説明を自分の口で行うことで、「そうか、うちの会社ってこんな魅力があるんだな」と自分自身に刷り込まれていきます。

 

 

⑥試練を与える

「高校時代に戻りたいか?」と聞かれると、みなさんはどう答えますか?

私は戻りたいような、戻りたくないような、なんとも複雑な気持ちです。

高校時代、友人と話していると1週間に1度は誰かしら「私いま病み病みで・・・」と話していたように思います。

7:45から始まる0限目、3年生から始まる90分の放課後補習で、学校が終わるのは18:30。早弁して昼休みは勉強して、夜は塾に居残って帰りは終電・・・

将来への不安、思春期の悩み、体力的なきつさ、当時はいっぱいいっぱいでした。

人間は自分の辛い体験を意味づけして乗り越えていくのではないか、と私は感じています。

そして、辛い試練であればあるほど、人はそこに意味を見出し、乗り越えた体験として自信をつけていくのではないでしょうか。

過ぎ去った辛い体験こそ、自信の源になり、人を育てていくのだと思います。



さて、いかがでしょうか。

思い出は美化されるもので、書けば書くほど私の愛校心があふれ出す文面になってしまいました。

社会人の中にも、現職や前職を愛おしげに語る方がたくさんおられます。

やはりそれは、上記のような組織作りがなされていたのではないでしょうか。

私も仕事として組織作りに関わりたいな、と思っています。

 

それでは最後に、母校の校歌の四番の歌詞をご紹介して終わりたいと思います。

 

ああ いざさらば 我が友よ

日本の栄え 求めつつ

世界の平和 祈りつつ

力試さむ この生命

  

うーん、やっぱりいい歌詞!

笹川でした。