【必見】アジアご当地グルメを作ってみた!! ~台湾編~

こんにちは!! 安藤です。

昨今はLCC(格安航空会社)の普及もあり、海外旅行がより身近になってきていますよね。僕も低予算でいくつかアジア諸国に旅行へ行った経験があります。

 

皆さんが海外旅行をするにあたって、その旅の目的はなんでしょうか?

歴史的文化財をこの目で見る。その国の人たちとのかかわり。

旅の数だけ、人の数だけ目的は様々ですが、その土地の環境や風土に影響を受け、愛されてきたご当地グルメを五感を使って楽しむ。これもまた旅の大きな目的になりえます。

 

僕は特にアジア系の料理が好きなのですが(特に辛いやつ)、そんな絶品ご当地グルメが日本でも、自宅でも味わえたらと思いしばしば実際に家で作っています。

そんなグルメの一つ、今回は台湾魯肉飯(ルーローハン)をご紹介します。

 

まず最初に魯肉飯(ルーローハン)とはなんでしょうか?

「魯肉飯(ルーローハン)」

簡単に言えば肉そぼろをかけたご飯のこと。豚肉を刻んでショウガやニンニク、八角などの香辛料とともに甘辛く煮込んだ肉そぼろを煮汁とともにご飯にかける、台北ローカルに欠かせないご飯ものです。(『JTB現地レポート』より引用)

 

必要なもの

・豚バラブロック      500g(2cm角)

・うずらの卵        6コほど(ゆでておく)

・フライドオニオン     100g(揚げておく)

・しょうが         1かけ(みじんぎり)

・醤油           大さじ2

・高粱酒          大さじ2(なければ料理酒で代用可)

オイスターソース     大さじ1

八角           1かけ(砕いておく)

・鷹の爪          1つまみ(輪切り)

・黒砂糖          2コ

・ごま油          適量

・水            2カップ

・万能ねぎ         適量(みじんぎり)

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まずごま油で鷹の爪としょうがを熱し、香りがでてきたら豚ばら肉を焼いていきます。

 


肉の表面に色がついてきたらうずらの卵、醤油、黒砂糖、高粱酒を加えます。

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とここでひとつ。
ここで出てきた高粱酒っていったいなんでしょうか?

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高粱酒とは中国・台湾を代表する蒸留酒で、別名白酒(バイチュウ)とも言われます。
今回使用した高粱酒は58°とかなりアルコール度数が高めです。
香り高さが有名で、中国の乾杯では伝統的に用いられてきたそうです。
今回は料理酒の代わりに台湾で有名だという高級高粱酒を使ってみました!

 

この高粱酒をアルコールを飛ばすようにしばらく強火で熱した後、八角、水を入れ
落し蓋をして20分ほど煮込みます。

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ここで入れる八角は中国料理でよく使われる香辛料です。
★のような形で、独特の甘い匂いを放っています。
中華街などに行くと街全体がこの香りに包まれていますね。

肉が柔らかくなって八角の香りが立ち始めたら、オイスターソースとフライドオニオンを入れてさらに20分煮込みます。

 

※フライドオニオンは3㎝大に切った玉ねぎを片栗粉にまぶし180℃の油で揚げて作ります。

本場台湾では何時間も煮込んで魯肉飯(ルーローハン)を作りますが、今回は時間を短縮するためにフライドオニオンを入れることで、とろみや味に深みがでるのです。

 

とろみが出るまで煮込んだら完成です。

みじんぎりにした万能ねぎを散らしましょう。

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スパイシーな香りをまとったトロトロの豚肉をごはんに乗せていただく台湾の代表料理「魯肉飯(ルーローハン)」、いかかでしたか?

白米文化がある日本人の舌にも非常に合う一品だと思います。

 

安藤