”自宅でできる「鳥皮」を最大限活用する方法

皆様こんにちは。人材研究所の安藤です。
梅雨前線まっただ中。
ということで外を歩けば不快指数が非常に高い日々が続いていますが皆様どうお過ごしでしょうか?

 

こういう日に

クーラーが効いて涼しい居酒屋さんで飲むキンキンに冷えたビール焼き鳥

想像しただけでもうらやましい状況です。

 

そんな焼き鳥の具、皆さんは何がお好きですか?

僕は「鳥皮」。あの噛めば噛むほどおいしいやつです。

この鳥皮はその触感もあって好みが非常に分かれるものではありますが、

そんな鳥皮が大好きな僕が、今日は

”自宅でできる「鳥皮」を最大限活用する方法”を紹介します!

 

この鳥皮、普段もも肉についているものなどははがしてから調理するなど基本的に家庭では捨てられる運命にあるのが現状です…。

ですが、実は鳥皮は高カロリーでうまみが非常に強くコラーゲンも豊富なんです。

部位では皮が一番うまみが強いとの説もあります(「美味しんぼ」参照)。

この鳥のうまみ成分は、中華料理では鶏油(チーユ)とも言われ、出汁としてほぼすべての料理を格段とおいしくする、まさに最強の液体ともいえます。

 

その鶏油(チーユ)が一番多く含まれる部位「鳥皮」ですが、もちろん余分な脂分もついていてそのままでは脂っこくて食べれないし、そもそもどうやって鶏油(チーユ)だけ抽出するの?…

今日はその方法を隠れ料理好きな安藤が特別にお教えします…!

 

用意するもの

・洗った牛乳パック・・・1本

・鳥皮・・・・・・・・・料理をしていて余った分or業務スーパーで購入

 

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 まずは鳥皮をゆでていきます。

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弱火で15分くらい茹でていくと…

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 はい!うまみ成分が浮いてきました!!

次に鳥皮を取り出し、一口サイズに切って「ジップロック」に入れ冷凍庫へ。

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ゆで汁は先ほどの牛乳パックにいれ、こちらも冷凍庫へ!

この時、牛乳パックを使うメリットとしては、内側が”ろう”でコーティングされているので脂がしみだしてこないためです。

数時間置いた牛乳パックを冷凍庫から取り出し、破いて中身を取り出します。

こうして中の形状を保ったまま取り出せるのも牛乳パックを使うメリットの1つですね。

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すると…このように余分な脂(白い部分)と純度の高い鶏油(チーユ)がきれいに2分するのです!

 

これを包丁で余分な脂分を切り取ると、純度の高い鶏油(チーユ)のみが抽出されます。

この鶏油(チーユ)を鍋料理、チャーハン、ラーメン…ありとあらゆる料理の出汁として使うと、本当にお店顔負けレベルの美味しい料理になるんです。

凍らせた鳥皮はって?もちろん、使いたい時に使いたいだけ取り出し、串に刺して焼き鳥にするも良し。そのまま鳥皮ポン酢にするも良し。

これだけ鶏油(チーユ)を抽出しても鳥皮にはまだまだうまみ成分が残っているんです。

 

 

いかがでしたか?

ちなみに鶏油(チーユ)に含まれるコラーゲンを最も効率的に吸収する調理法は、煮ることだそうです。スープにして美味しくコラーゲンを摂って、美活…なんてのもいいかもしれないですね。

 

人材研究所 安藤